リチウムイオン電池を長持ちさせる保管方法
各メーカーが発表しているリチウムイオン電池の寿命は、300サイクル(完全放電→満充電)で約70%~80%、500サイクルで約50%~70%となっています。バッテリーの劣化の速度を遅らせ、寿命を少しでも伸ばすには、以下のポイントが重要です。
1.過放電状態を避ける
バッテリーを0%近くまで使用したり、その状態で放置・保管したりすると過放電状態となり、劣化や故障の原因となります。このような問題を避けるために、バッテリーの使用の際は、普段から残量が10%を下回らないよう心掛けて下さい。
2.満充電での保管を避ける
100%に近い満充電の状態で長期間保管すると、劣化が早く進みます。理由は、バッテリー内部で高電圧が維持され、化学変化が促されるからです。普段から、満充電状態での保管が長くならないよう心掛けてください。
3.長期間の保管の際は50~70%を目安に
長期間使用しない場合は、充電残量50~70%の状態でバッテリーを取り外し、涼しい場所に保管して下さい。また、月に一回程度は20%~80%近くまでの充電と放電を行い、その後50%以上の状態で保管することをお勧めします。
4.高温多湿を避ける
リチウムイオンバッテリーは高温や湿度の高い場所に弱いです。できるだけ涼しい場所に保管して下さい。
▼取扱説明書のダウンロードはこちら
WorldPlus ノートパソコン用バッテリー 取扱説明書